PIVOT(ピボット)とは

スポンサードリンク

PIVOT(ピボット)は、前日の為替レートの高値・安値・終値の3つのレートを元にして、今日の為替レートの高値・安値を大まかに予想することのできるテクニカル指標です。

FXでサポート、レジスタンスという言葉をよく聞きますよね? サポートもレジスタンスも、なかなか抜けない壁になるレートのことです。このレートを抜けるとブレイクと言いますね。
サポートは底値・安値にあたり、レジスタンスは天井・高値にあたります。

ピボットでは、前日の高値・安値・終値のレートから、簡単な計算をして本日のサポート・レジスタンスにあたるレートをそれぞれ2つずつ算出します。
サポートとレジスタンスの頭文字を取って、S1・S2・R1・R2と呼びます。
ピボットとS1・S2・R1・R2の計算式は以下のようになります。

●PIVOT・・・(前日高値+前日安値+前日終値)÷3

●S1・・・PIVOT×2−前日高値
●S2・・・PIVOT−(R1−S1)

●R1・・・PIVOT×2−前日安値
●R2・・・(PIVOT−S1)+R1

チャートで考えると、ピボットから計算して出したS1・S2・R1・R2は、下から順にS2→S1→R1→R2の順にレートの値は大きくなりますね。S2とR2は、S1・R1の値が必要なので、計算するときは先にS1とR1をする必要があります。

ピボットを使ったドル円の高値・安値予想例

試しにピボットを使って2009年3月10日(火)のドル円の高値・安値を予想してみます。
FXA証券のCTから取った日足データによると、前日2009年3月9日(月)のドル円の4本値データはこうなっています。
高値:99.177
安値:97.892
終値:98.829

PIVOT = (99.177 + 97.892 + 98.829 )÷3 = 98.633

S1= 98.633×2−99.177 = 98.089
R1= 98.633×2−97.892 = 99.374
S2= 98.633−(99.374−98.089) = 97.348
R2= (98.633−98.089)+99.374 = 99.918

いちいち電卓で計算するのは面倒なので、私はエクセルに計算式を入れておいたものを使っています。CTから取ってきた日足データのテキストファイルから、前日の為替レートの1行だけをコピーして、エクセルの2行目に貼り付けたら下のPIVOT・S1・S2・R1・R2が自動的に計算されて表示されます。
2009年3月9日のドル円レートから出したピボットと3月10日の高値・安値予想

実際の3月10日(火)のドル円レートはというと・・・
始値:98.826
高値:99.127
安値:97.896
終値:98.659
●安値はピボットから計算したS1とS2の間
●高値はR1には届かず
という感じで、S2〜R2の間で動いてますよね。

ピボットのFXトレードでの使い方

ピボットから本日の高値・安値を計算して予想することで、どうトレードに生かすか?

パッと思いつくのは、サポート・レジスタンス付近での逆張りエントリーですよね。
ただ逆張りはうまくいくと大きく取れますが、逃げ遅れるとブレイクして一気に・・・なんて大損の可能性が高くなるのでうまく使わないと怖いですね。

他はエントリー後の利食い・損切りポイントの目安に使う感じでしょうか。

ピボットは日中トレードする時間が取れない仕事を持った方向けかな?と思います。ピボットで計算したレートと直近の高値・安値、長期のトレンドなどから朝に指値を入れておく・・・というトレードに有効かと思います。

スポンサードリンク

FXで稼ぐ!メニュー

チャートの見方メニュー

スポンサードリンク

PIVOT(ピボット)のFXトレードでの使い方:FX為替チャートの見方